サスティナブルって結局何?Part3

こんにちは。
さとです🦒

サスティナブルお勉強シリーズはこれでラストです💪🏼

今回は、「廃棄について考える」と「オススメの商品やブランド」をご紹介します。

*このブログではこの問題に興味を持って貰うことを目的としているので、個人的意見や見解も多々混ざっています。科学的根拠は薄い情報もございます。ご理解の上ご一読ください。


【廃棄について考える】

環境のことを考えていく上で、廃棄について考えるのはとても大切なポイントです😉
廃棄の仕方を見直すのはもちろん、廃棄のことを視野に入れて買い物をするというのも押さえておくべき点です🕊

リサイクル、リユースの大切さはよく知られてはいますが、リサイクルされているゴミの量は、わずかと言われています。

理由は、リサイクルをするには細かく仕分けしたり不純物を取り除いたりと、手間とお金が莫大にかかるから。そして、大体のものが、元の形には戻りません🌙
何度も同じ形に戻れば一つのサイクルで回せますが、ベンチや衣服など別のものに変換される場合がほとんどです。

それは、サスティナブルとは言えないと僕は思います。
なので、捨てて害になるものは極力買わないことが、僕たちにできることだと思います🌈

極力買わないようにするべきものの代表格が、プラスチックです。
昔から危険性は騒がれてきましたが、近年その恐ろしさをより身近に感じるようになってきました。マイクロプラスチックですね。

🌿🌿🌿

【マイクロプラスチックとは】
マイクロプラスチックとは直径5ミリメートル以下の小さなプラスチックのことをいいます。

プラスチックごみは、ポイ捨てやごみ処理施設へ輸送される過程で、風や雨で流され、下水を通って海に流れ着きます🐠
海岸に漂着したプラスチックごみは、波や砂にもまれ、強い紫外線にさらされます。
プラスチックはいつまでたっても自然分解されずに細かな片として残り、海中のごみとなります。

マイクロプラスチックには2種類あります🌲

(1) 一次マイクロプラスチック
かつては洗顔料や歯磨きなどのスクラブ剤に小さなプラスチックの粒が含まれていたこともあり、その商品を使うと排水溝を流れて一部は下水処理場をすりぬけていました。
小さすぎるので、下水処理場でのろ過装置をすり抜けてしまうと回収が困難となります。
またプラスチック製品を作る原料に使う小さな粒状の「レジンペレット」やポリエステルのようなプラスチックの合成繊維を使った服からも、洗濯のたびに小さな繊維として流れだしています🐟

(2) 二次マイクロプラスチック
海洋で最も多いマイクロプラスチックは、プラスチック製品が外的要因で劣化することで発生する「二次マイクロプラスチック」です。
ポイ捨てされたポリ袋やペットボトル、たばこのフィルターなどのプラスチックごみが側溝から川を伝い海に流れ着き、太陽の紫外線により劣化して脆くなり分解されます🐟


マイクロプラスチックが生物や人間の体に、どのような影響を及ぼすかは明らかになっていません。
だからこそ怖いのです💃

ほぼ見えないくらいの大きさのものもたくさんあるので、このマイクロプラスチックは、環境に大きな害を与えると言われています。
魚の消化器官から小さなプラスチックの破片が見つかった報告もあります💧

もしも、魚がプランクトンと一緒にマイクロプラスチックを体内に吸収し、魚の身に混ざっていれば、知らず知らずのうちに人間がマイクロプラスチックを食べることになります。

人間がプラスチックを食べてしまったときは、1日くらいで体外に排出されると言われていますが、
もしも、人間の消化機能をもくぐり抜ける大きさのマイクロプラスチックが栄養として体に吸収されるとしたら。そんな危険性も充分にあり得るのです🔸🔸🔸

なので近年では、魚を食べるのは危ないのではないかという声もあります。天然塩も危ないかもしれないというのも聞いたことがありますね。

人間は古来から海の恩恵をたくさん受けているのに、それをまともに受け取ることもできないなんて悲しすぎます。
企業努力はもちろんしてほしいですが、消費者側も変わらなければいけません。身の回りに環境に良くないもの。いくつありますか?

🐘🐘🐘🐘

【僕たちにできること】
元の話に戻りますが、まず僕たちにできることは
「自然分解されないものは買わない、利用しない」
ということだと思います✨

具体的にどんなことを見直すべきか、書き出してみました。

🌸洗剤

食器用洗剤、洗濯洗剤は体にも環境にも良くありません。自然由来成分のものに変えてみましょう。

🌸シャンプー、リンス、ボディーソープ

毎日使うこの3点。シリコンだけでなく化学成分は、体にも環境にも良くありません。最近はSDGsが流行ったこともあり、オーガニックでリーズナブルでサラサラになる製品がたくさん発売されています。頭皮のためにも、環境のためにも変えてみましょう。

🌸スポンジ

プラスチック(ポリエステル、ポリウレタン、ナイロン等)の製品は、使っていくうちに少しづつ削れていき、それが排水溝へと流れていくので環境に良くないといわれています。
もしかしたら、食器になどに付いていて、それが体内に入るかも。
案外落とし穴なのが、アクリルの毛糸などを編んで作るアクリルスポンジ。これも繊維が少しずつ排水溝へ流れていくので、良くないと言われています。
麻を編んだものやへちまスポンジ、ウール等、自然由来のものを使ってみましょう。

🌸食器

プラスチックの劣化の原因は、紫外線です。家で使っていても少しづつ劣化していきます。できるだけ買わないようにしてみましょう。

陶磁器:陶磁器のほとんどは不燃ごみとして埋め立て処分されています。最近は陶磁器のリサイクルもあります。粉々に砕いて新しい陶磁器として利用します。廃棄するときは、リサイクルをしてみましょう。

ガラス:陶磁器と同じでリサイクルが可能です。ガラスの原料のシリカは自然分解に100万年かかるそうです。確実にリサイクルしてくれる場所に捨てましょう。

🌸衣類

アクリルやナイロン、ポリエステルなど、石油が原料のものはできるだけ買わないようにしてみましょう。

レーヨン:レーヨンは植物の繊維が原料となっていますが、加工の段階で化学薬品を使うことや、栽培地区の環境破壊などが問題視されています。なるべく避けてみましょう。

コットン:コットンは「綿」をつむんで作るので自然のものですが、加工や染色に水を大量に使うことが問題視されています。環境に配慮したサスティナブル・コットンというものもありますので、そういう商品を買うことを検討してみるのも良いと思います。

とりあえずは、コットン(綿)、リネン(麻)、ウール(羊毛)、動物繊維(アルパカ、カシミヤ等)、シルク(絹)を意識的に買うようにしてみましょう。

🌸布団、タオルなど、家にある繊維

繊維は服以外にもたくさん隠れています。「布団を干してよく叩いて入れる。」という何気ないいつもの行動でも、布団の中の綿がポリエステルでできていればマイクロプラスチックをばら撒いていることになります。一つ一つ確認してみましょう。

染料:布に色をつけるのに、染色という段階がありますが、現代の衣類はほとんどが科学染料で染められています。科学染料の混ざったお水は、環境に良くありません。環境に優しい方法で加工された繊維を選ぶようにしてみましょう。

🌸ラップ、ビニール

ラップやビニールは、もちろんエコではありません。蜜蝋のラップや、繰り返し使える保存袋も発売されています。とても便利で日常には欠かせませんが、できるだけ使用を控えていきましょう。

個包装の商品:日本は過剰包装で有名です。毒物混入事件があったこともあり、個包装等は衛生的で便利かもしれませんが、本来必要の無いもの。かといって大容量で食品を腐らせて捨てると、フードロス。絶妙なところを自分で探しましょう。

🌸エネルギー

現在の生活で電気、水、ガソリンなどのエネルギーは欠かせないものなっています。
電気の節約はもちろん、電力会社も現在自分で選ぶことができます。その中で、原発などの電気を使わないエコエネルギーだけを配給してくれる電力会社も増えてきました。
ただ、知っておくべきは、エネルギーの改善は最善策が見つかっていないということ。風力発電は、騒音やバードストライクなどの環境問題があり、太陽光発電のためのソーラーパネルは寿命が20〜30年と短く、構造上分解が難しく埋め立て廃棄されているのが現状です。ゴミ処理場などでの火力発電もCo2が・・・。と、エネルギー作りと環境のバランスはまだ解決しそうにないのです。

私たちにできることは、まずは原発ではない電力に変えることと、エネルギーを節約するということしかなさそうです。

🕊🕊🕊

【オススメサスティナブルブランド】

サスティナブルが注目され始めて、それぞれの会社が環境について考え始めましたが、中途半端な会社はまだまだ多いです。

◯◯%削減に成功!とか言ってる会社は甘いと思っています。消費者の手間を減らすためとか、取引会社との兼ね合いとか色々あるんでしょうけれども、それは言い訳でしかありません。廃止してみてから見えてくる道があるはずです。

サスティナブル商品を売り、環境保全に積極的な会社や商品をご紹介します。

昔から叫び続けているサスティナブル会社「シャボン玉石けん」


メルヘンなキャラクターが印象的な石けん会社です。1974年から、自然由来の無添加の商品を作り続けており、講演会など環境保全への活動を惜しみません。

柔軟剤のいらない洗濯洗剤や、シャンプー、ハンドソープ、歯磨き粉等、リーズナブルで良い商品が多いです。シャボン玉石けんの出している洗濯槽洗剤は、化学薬品を使った物よりもキレイになるとネットで話題になったことも。取扱店舗も多いので、手に入れやすいのもありがたい👍👍



・自然食品店には大体置いてある「ミヨシ石鹸」

こちらも86年設立なので、無添加系では古めの会社。石鹸や食器用洗剤、掃除用品などの商品が多いイメージです。無添加と環境問題への説明もしっかりしてくれるので、シンプルでわかりやすいです。デザインもアースカラーなので、そのまま置いてても普通にオシャレです。こちらも取扱店舗が多いので、手に入れやすいです🌈🌈

・何しても大丈夫。頑丈袋「スタッシャー」


ピュアプラチナシリコーンでできた保存バックです。何度でも洗って再利用できるので、無駄に保存バックを使い捨てずに済みます。冷凍、湯煎、オーブン。全て対応しているのが使いやすいところ。
ただ、ピュアプラチナシリコーンの原料など、環境について一番知りたいところについては調べても出てきません。とても流行っているので、オンラインでもあちこちで買うことができます🌿🌿

・関東を中心に展開「F & F」

自然食品だけを扱っているスーパーマーケットです。「最低限の添加物だけを使っています」と謳うようなお店は増えてきましたが、F&Fのすごいところは、完全自然食品というところ。新鮮なお野菜もありますし、調味料も良いものが揃っています。店舗数も多いのでお家の近くのスーパーと合わせて利用すると良いと思います✨✨

・お惣菜までたまらない「福島屋」

こちらも、東京を中心に展開している羽村市出身の自然食品スーパーマーケットです。店舗数は少ないですが、お店の雰囲気なども含めて僕は大好きです。お惣菜や自家製パンも販売しているのですが、メニューのセンスが抜群に良いです。福島屋の近くに引っ越したいくらい好きです。他にもイタリアンレストランやケーキ屋さんも運営してるようなのでぜひ行ってみたいものです🤖

・僕がただのファン「久保田食品」

高知県にあるアイスクリームの会社です。僕は高知県出身なので、昔から当たり前のように食べていましたが、大人になって改めて見てみると最高の会社でした。全て無添加で、材料にも拘っていて、とても美味しいです🐠🐠

市販のアイスは舌に何か残る感じがあるのですが、久保田のアイスクリームは水を飲んだかのようなスッキリ感です。そして、無駄なものが入っていないからこそのとってもリーズナブル。150円から300円という値段設定も最高。自然食品店で取り扱っているお店は多いので、ぜひ食べてみてください。(オンラインで買うと冷凍便になるので割高です)



またちょこちょこ、サスティナブルな情報を発信していきたいと思います!
長文をここまで読んでいただき、ありがとうございました!!
🦒🦒🦒🦒

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